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お気に入りのMONO


デンマーク製の壁掛けプランター オメガの手作り時計 ペリカンの万年筆
QUADのアンプ Marantz CDプレイヤー ●ヨツール パイスNo.6
 デンマーク製の壁掛けプランター

planter
上の絵をクリックするとそれぞれの実物大写真が見られます

19年前に東京渋谷にある第一園芸で購入しました。デンマーク製。19年間ペンションの食堂に飾られています。男女のペアーで、おかみさんは洗濯をしている絵柄です。素焼きに近い陶製。こんな品の良いデザインのものは国産にありません。北欧のペーパークラフトやこうした陶器は手作りのぬくもりと素朴な国民性を感じさせます。多分今では入手困難だと思いますが、見つけた人は教えてください。

 オメガの手作り時計

オメガの時計

 40年以上前のオメガの自動巻腕時計。だいぶ前、デパートでやっていた世界の時計展で、見てもらったところ、これは職人の手作りで、懐中時計の部品で作った珍しいものだそうです。梨地の文字盤が気に入っています。私が20才の時、成人の祝いと言うことで父がしていたこの時計を所望してもらい受け、以後大切に使っています。ちなみに、父はものに執着する人でなく、こだわりのどうのというようなものは何も持っていませんでした・・・贅沢ということをしなかった・・いつもその時を精一杯生きていたからでしょう。何にしろ「こだわり」ということは良い意味では使われないのが本当かも知れません。宮本武蔵にしろ、弘法大師にしろ、自分の道具にこだわりはなかったのではないかと思うと、「こだわり」などということをありがたがるのはそれ自身2流3流の証かも知れません。

 ペリカンの万年筆

ペリカン万年筆

 これはただの万年筆。ドイツのペリカン製。オールドスタイルで軸が緑。コンピューターを使っているとまともに字が書けなくなり、又、どうしてもワープロの活字印刷の手紙に抵抗があって、せめて署名は手書きでと思って購入。(2代目)ボールペンではくにゃくにゃになる字も、万年筆なら適度の堅さがあってそれなりの文字になる。¥16000なり。インクはもちろんロイヤルブルー。

 QUADのアンプ

QUADアンプ  

 英国製クォードのプリアンプQUAD 34GZとパワーアンプ306

 そもそもクォードを初めて知ったのは、大学4年の頃習い始めたチェロの師、佐藤良雄先生のご自宅のレッスン室の暖炉の上に置いてあった初代の真空管のモノラルアンプでした。スピーカーは部屋の隅にGoodman製が1本だけ。一目で気に入ってしまい、それから4年後にやっと、QUAD33+303というトランジスタのアンプを購入しました。そして、今使っているのが2代目。

 イギリスには小さな工場でアンプだけを作っている会社とかが沢山あります。数少ないシリーズの1つ1つの製品をずっと追求していくような姿勢です。色々な会社が色々なものをそれぞれに専門で作っていく、それが集まって調和のとれた社会、そういう社会、それがイギリス流。イングリッシュガーデンも同じ美意識で作られています。「いちめんのなのはな」に美を感じる日本人と根本的に違います。その考えというか感性が独裁を嫌い、全体主義を嫌う国民性を支えているらしいです。

 QUADのアンプは、普通の人がオーディオルームとかでなく居間で自然に音楽を楽しむために作られたアンプです。誰の好みか分からない日本製のきらびやかな?幼稚なオーディオデザインと違って,こういう陶器のような質感の装置で音楽を楽しむと言うことからして,既に別世界。リビングのインテリアとしてマッチし、聴き疲れしない音作りにそれが表れています。それはともかく、このアンプの中の配線がこれまた素晴らしい職人の技です。大量生産でない、手作りに近い、心を込めて作られた作品、そういうものを長く使っていく、そういう生活に切り替えたいですね。

QUAD34 裏側

 スピーカーは同じく英国製Celestion300WNというトールボーイ型を経て、2004年5月現在、Tannoy Stirlingを導入。チェロを中心としたクラシックの室内楽を楽しむためにセットしているので、何でも良いというわけではありませんが、私は勿論気に入っています。 

 マランツ CD-23Da
Marantz CD23Da

 1997年5月発売されたマランツのCDプレイヤー。数年前から,オーディオショップやオークションで探していたが、2004/6/15 やっとオークションでゲット。コンパクトでお鍋のようなガラスの蓋を取ってCDを乗せると言うスタイルがLPレコード世代には嬉しい(^^;; トレーががたがた出てくるタイプはどうにも好きになれない。やっぱり好きな音楽は大事に扱って聴きたいもの。

メーカーの記載:
【機能・特長】
・精度を極めてスイングアーム・メカCDM-9搭載
・ビットストリームD/Aコンバータ「DAC-7」を搭載
・新開発4層基板の「NewHDAM」を採用し、回路の高速姓、安定性、S/Nを向上.
・OPT/COAXデジタル入出力を装備
・漏れ磁束の少ないトロイダル・トランスを採用

 

 ヨツール パイスNo.6

ヨツール・パイスNo.6

 丸みを帯びた前面グリルが大きく開いて、火を楽しむこともできるパイス。密閉性に問題があるらしく廃番になりましたが、山小屋風の懐かしいようなデザインが気に入っています。1984年購入当時、本体だけで40万円しました。