デジカメ動画をWebにアップするために

デジカメのおまけのような動画、それなりに撮れるが、320×240ピクセル位の標準的なものでもたった10秒位の動画で、ファイルサイズが3.7メガバイトにもなり、とてもホームページでは使えそうもない。そこで、実用的に数百キロ程度に圧縮してしまいたい。勿論画質をなるべく保ちたい。簡単な以下の手順により、遜色ない画質で 3.7メガの動画が528Kになった。(左が元画像、右が圧縮後である)

手順その1:デジタルカメラの動画ファイル(例:nandemo.AVI)をPCのハードディスクにコピーする。

手順その2:Quick Time Playerを使ってその動画を開く。

 多くの動画はMotionJPEGなどで作られているのでQuickTimePlayerで開くことができる。
 (この後の編集作業のためには、QuickTimeProの登録ユーザーになりましょう)
 
SONYのデジカメの動画はMPEG1形式のため、画像は編集できても音声は編集保存されないので、ソニーの最新型の機種についてくるMPEG編集ソフトでやることになります。ソニーの方は、この後読む必要はありません。
 動画を、必要以外の部分を取り除いたり、追加したり、編集をしたい方はこの段階でやってください。

手順その3:WEB用の小さなファイルに圧縮して保存する。

「ファイル」メニューから「書き出し」を選びます。

この画面になります。 ↓

書き出しファイルはQuickTimeムービーとして「オプション」ボタンをクリックします。

この画面になります ↓

圧縮設定は、黙って上記画面の通りにします。圧縮プログラムその他色々お試しいただくのは自由ですが、WEBで利用するという本題の目的に関しては、時間の無駄です。(^-^)

 状況により変更するのは「データレートの制限」の値です。10〜90位まで打ち込む数値が大きいほど画像は細かく綺麗になりファイルサイズも大きくなります。が、大した差がないといえばないので、ここはいっちょとっておきに綺麗にというわけでもなければ50程度でよいと思います。

の方も設定しておきましょう。デジカメの音声は大体、モノラルで質も低いので、以下の通り。

これで設定は終わりです。

WEB利用のために半角英数字でファイル名をつけて保存します。

おまけ・・・

こんなに大きな画像はいらない 160×120じゃ小さすぎるし 240×180くらいがちょうど良い、それにタイトルをかっこよく付けたい・・・等々さらなる編集をしたい方は、Apple 社のiMovieで編集しましょう。

iMovieで作業をするためには、DV書式にする必要があるので、QuickTimeを使って最初の「書き出し」「DVストリーム」を選んで保存します。これで、iMovieで編集できます。そのファイルを読み込んで、編集して、できあがったら「WEBムービー用(小)」で書き出せばOK。下はそうやって作った見本です。

画像をクリックすると動画を再生します。イカ墨パエリア
(240×180 8秒で300K)

セロ プロモーションビデオ?
(240×180 18秒で550K)

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