ヨーロッパ種のぶどう


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ヨーロッパ種のぶどうたち

山梨県内では、ぶどうを愛してやまない研究熱心なぶどう農家の方の手により30種類以上のヨーロッパ種が栽培されています。苦労の果てに完熟した、目に美しく食べておいしい宝物のようなぶどうを、是非召し上がって下さい。


ぶどうの種類 ┃ ぶどう収穫期カレンダー
リザマート
ロシアのウズベク共和国で作られた品種、果皮が非常に薄く、熟期のわずかな降雨で裂果してしまう。皮ごと食べられるので、サラダに盛り合わせたり、粒のまま冷凍してシャーベットにするとおいしい。
パラディ
レバノン原産。先尖りの長楕円形の粒は肉質が締まり、皮ごと食べるとカリカリと音が。晩熟で完熟すると黄白色に色づく。酸味が少なくあっさりとしており、ウイスキーなど洋酒のつまみにいい。人気急上昇。このぶどうは日本人のぶどうに対するイメージを変える。
カッタクルガン
ロシア、中央アジア原産。カスピ海に近い一帯で栽培されている。果粒は殆ど円形に近く青系の中では一番の大粒。味も大変良く農家の憧れの品種だが、栽培は難しい
マリオ
リザマートとネオマスカットを日本で掛け合わせて出来た品種。味は甘く、果汁が多いので、日本人好みのタイプ。
ビッグユニコーン
ロシア産のユニコーンにイタリア種の突然変異から作った品種ルビーオクヤマを交配して出来た。紫黒色の先尖りの楕円形の巨大粒はその形が見ていて楽しい。香りはなくあっさり。
シトロンネル
フランス産。房を整えないと、2Kg程の大きな房になる。果肉は締まり、味はいいが香りは少ない。古くからの品種で人気がある。
マニキュアフィンガー
ロシア産のユニコーンにレバノン産のパラディを交配して出来た。先端が紫赤色になり、付け根は黄色から薄いピンク色になる。マニキュアをした指のように見えるためこの名前が付いたもの。
レディースフィンガー
イタリア、北アフリカ原産の品種で、別名ピッテロビアンコ。細長く湾曲した形が珍しいため、各国に広まり、貴婦人の指、どんぐりなどの意味の名で呼ばれている。香りはないが、完熟したものを皮のまま食べると優雅な淡白な味がする。
甲斐路
昭和30年に山梨県で生まれた。「ぶどうの女王」と呼ばれるフレームトーケーにネオマスカットを交配して生まれた赤いマスカット。山梨を代表する品種になりつつある欧州種。輸送製、貯蔵性抜群。多汁で食べやすく糖度が単に高いだけでなく、上品なマスカット香と甲斐路特有のうまみとこくがある。
ピオーネ
アメリカ産の巨峰にマスカットオブアレキサンドリアの花粉をつけ、育成した品種。日本で育成した品種の中では最も優れた外観は巨峰と区別しがたいが、両者を食べ較べれば、この品種の優秀性は歴然。糖度も高く日本人好みで贈答にも人気。
ルビーオクヤマ
イタリアの兄弟品種。ブラジル在住の日系人奥山孝太郎氏の畑で黄緑色のイタリア種が突然変異して出来た。外観品質食味ともイタリア種とまったく同じだが、色がきれいな赤色。その気品溢れる姿から「ぶどうの女王」といわれる。
ニューナイ
仏名:サンタポーラ カスピ海の東西にわたる地域で広く栽培され、フセインとかシャーとかいったペルシャ王にちなんだ名で呼ばれている。シルクロードを経て中国にわたり、ニューナイと名づけられ栽培されている。白黄色で大変美麗。果粒は楕円形で果皮は薄く、果肉は締まり、まろやかな味。

まだまだ、この他沢山の品種が作られています。
皮ごと食べられるヨーロッパ種ぶどう、その中でどれか1つをまず召し上がるならバラディをお薦めします。まるで梨を食べるような食感、これがぶどうか!
そして、次々と色々なものを試してみたくなるでしょう。


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