山中湖大図鑑(428bytes)

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清春白樺美術館
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 眼前に雄大な甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳を仰ぎ、南方には富士を望む 景勝の地・清春、春は桜花爛漫、秋は紅葉溢れる自然環境に恵まれたアートコロニーです。アトリエ「ラ・リューシュ」、清春白樺美術館ルオー礼拝堂、梅原龍三郎アトリエ、図書館、茶室並びにレストラン等があります。

地図 ┃ 清春白樺美術館 ┃ 美術館の趣旨
ルオー礼拝堂 ┃ 梅原龍三郎アトリエ

春の芸術村
清春芸術村の中心的建物「ラ・リューシュ」


清春芸術村への地図

清春芸術村への地図

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清春白樺美術館

開館時間
 午前9時〜午後5時(入館は4時30分迄)

休館日
  月曜日(祝日の場合はその翌日、夏季は月曜日も開館)
年末年始は休館

入館料
 常設展示の場合 
  一般 ¥900 大・高生 ¥800 中・小生 ¥600
   * 20名以上、団体割引き有り

電話        FAX
  0551-32-4865   0551-32-2444

交通アクセス
  JR小淵沢駅よりタクシーで10分


トピックス

桜を愛し、桜の名所であったこの地にこの芸術村を作ることを勧めた小林秀雄遺愛のしだれ桜が、清春芸術村に移植されています。植えられた場所は美術館と梅原龍三郎のアトリエの間、美術館に入って左の大きなガラス窓のむこうに見えます。ここをクリックすると桜の写真です。

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清春白樺美術館の趣旨

 清春白樺美術館は、武者小路実篤、志賀直哉ら「白樺」の同人が建設しようとしてその夢を果たし得なかった"幻の美術館"を、武者小路、志賀の両氏を敬愛L、個人的にも親交のあった吉井長三氏が実現したものです。
 武者小路は、大正6年10月、同人誌『白樺』第8巻第10号に「日記のかはり」という小論を発表し、「いくら小さくても気持のいい、本物のわかる人が見て喜んでくれる美術館を建てたく思ふ」と述べ、誰でも直に名画を鑑賞できる美術館の構想を情熱的に語り、その実現を同人のみならず、志ある人々に広く訴えました。そして、「生々した、深い喜びの感じられる、真の大才と一堂に会して敬虔な感じと深い人類的な喜び、愛の感じられる美術館」を理想とし、その夢が実現した暁には、「美術館を機縁として何か人類の平和と愛と喜びと理解と友愛の運動を日本にも起したいものと思ふ」と、抱負を述べていますが、その理想と抱負が清春白樺美術館の基本理念となっています。
 白樺の同人がまず望んだ蒐集は、セザンヌ、ロダン、ゴッホの作品でした。「日記のかはり」の中で武者小路は「先づ第一にセザンヌやゴッホの小さくつてもいいから特色の出てゐる油畫を買ふことにしたいものだと思った。ロダンとセザンヌとゴッホ、之は白樺の美術館にはなくてならない人だ」と述べています。
 この理想を継承する清春白樺美術館は、これら三人の芸術家のほか、ピカソ、マティス等、西欧近代の巨匠の作品も収蔵に加え、随時展示しています。
 また、白樺派の運動に参画した芸術家たち、有島生馬、岸田劉生、山脇信徳、高村光太郎、バーナード・リーチ、宮本憲吉、木村荘八、梅原龍三郎、中川一政、高田博厚などの諸作品を収蔵展示するほか、白樺派の同人である武者小路実篤、志賀直哉、児島喜久雄、長與善郎、里見とん等の書画、『白樺』関係の原稿、手紙などの資科、創刊号から最終号までの同人誌『白樺』全冊および白樺主催の展覧会目録などの貴重な文献も収蔵展示しています。
 さらに梅原龍三郎や武者小路実篤らが早くからその芸術を高く評価し、創設者吉井長三氏も個人的に私淑する二十世紀最大の画家ジョルジュ・ルオーの代表的な作品も収蔵展示しています。


芸術村の門
清春芸術村の門


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